最近、定期的にマーシャルが使えずジャズコーラスを使わなければいけない状況があって、ジャズコーラスでいい音を出す歪みを探していました。
ジャズコーラスだと音圧があっていい歪みがなかなか作りずらいんですよね。
いろいろ探していたら「EMMA ReezaFRATzitz2」がイイ!と知って購入してみました。
まず、EMMA ReezaFRATzitz が読めませんw
「リーザフラットジッツ」と読みます。
Suhr Riotに出会って歪み探しの旅は終了!と思っていたのですが、ジャズコーラスを使う前提となると話は別です。
結論としては「ジャズコーラス + EMMA ReezaFRATzitz2は最強にいい!」でした。
相当良くて「マーシャル + Suhr Riot よりもいいのではないか?」と思ってきました。
Suhr Riotもすごくいいディストーションですのでもう好みの問題ですが、EMMA ReezaFRATzitz2 それ位いいです。
ジャズコーラスが化けます。
⇒EMMA Electronic RF-2 ReezaFRATzitz II
■コントロール:Level、Low、Bias、High、Gain
■端子:Output、Input
■サイズ:9.4×12.0×5.1cm/390g
■電源:9Vバッテリー
■使用可能な電源アダプター:9VDCセンター・マイナス
■優れたバッファー回路が音の劣化を感じさせず、トゥルーバイパスにありがちなスイッチングノイズに悩まされる心配もありません。
ReezaFRATzitz(リーザフラットジッツ)の第二世代が登場。
オリジナル・モデルの生々しい歪みは変わらず、トーンがハイとローの2バンドになり、より多彩なサウンドを実現します。
バイアス・コントロールは、真空管の特性を正確にシミュレートし、音色に噛み付くようなエッジを加えます。
独自の「アントゥルー・バイパス」仕様では、スイッチング・ノイズ等トゥルー・バイパスでは抑え切れない問題を解消しています。
Level、Low、Bias、High、Gain
IN / OUT と電源のみと結構シンプルです。
Baisが独特ですね。
バイアス・コントロールは、真空管の特性を正確にシミュレートし、音色に噛み付くようなエッジを加えます。
Baisは上げて行くと高音域が強調されて、音が広がって行く感じでした。
Baisを下げると低音って訳でもないのですが、少し音がこもって行く感じでした。
Baisを上げるとギャンギャンしがちだったので割と低めに設定しました。
ReezaFRATzitz 2、音かなりイイです。
ReezaFRATzitz 2だけでかなり歪みます。
管理人は「ドロップD、重めの曲、激しめの曲多め」のバンドをやっていますが、歪み量としては充分すぎる位歪みます。
ジャズコーラス使っているのを忘れる位、いい音が出ます。
低音ミュートのズンズン感もしっかり出ます。
Suhr Riotも所持しています。
Suhr Riot は歪みの密度が高いモダンな感じがしますが、ReezaFRATzitz 2は王道の荒々しい感じの歪みです。
これはもう好みですね。
Suhr Riot もかなり気に入っていますが、ジャズコーラスとの相性は ReezaFRATzitz 2の圧勝です。
ジャズコーラスで弾いているのを忘れる位、いい歪みの音が出ます。
良く歪むディストーションで、オーバードライブ的な使い方は難しいです。
過去記事⇒【ギター】Suhr Riot RELOADEDレビュー 【抜けがいい】
ReezaFRATzitz 2はジャズコーラスとの相性がバツグンです。
最近はマーシャルが使えない定期的に状態になるので、仕方なくジャズコーラスを使っていますが、ReezaFRATzitz 2とジャズコーラスの相性が良すぎて、もはや ReezaFRATzitz 2 とジャズコーラスをメインとしちゃおうかと今検討しています。それ位いい音が出ます。
もはや「マーシャル + Suhr Riot 」よりもいいのではないか、と思ってきました。
Suhr Riot は相当気に入っていて「歪み探しの旅終了!」と思っている位好きな歪みです。
「密度が濃いモダン系」と「王道な荒々しい歪み」と歪みの質がそもそも違うので完全に好みの問題です。
そう思ってしまう位、ジャズコーラス + ReezaFRATzitz 2 の相性がいいです。
ジャズコーラス自体、ちょっと硬い音が出やすいのもあり、音の抜けは非常にいいです。
ガッツリ歪ませてもアンサンブルの中で埋もれたりせず、音が抜けてきます。
逆に抜けが良すぎたので、アンサンブルに馴染む様に音抜けを悪い方向にセッティングしたりしました。
音抜けが悪い、と結構悩む事が多かったのですが抜けない方向にセッティングしたのは初めてかもしれません。
かなり歪みますが音の分離感は非常に良くて、Gainかなり上げてもコード感はしっかり出ます。
歪みを上げると音の粒がつぶれて何引いてるかわからなくなりがちですが、ReezaFRATzitz 2は1つ1つの音がちゃんとわかります。
ニュアンスが出しやすく、音抜けも非常にいいので、ミスタッチは目立ちます。
今までごまかせていた様なミスもバレます。
もっと練習しないと、って感じになります^^;
つまみ自体は少ないのですがトーンコントロールの効きが結構良くて、セッティングで音のキャラクターがだいぶ変わります。
若干「これだ!」と言うセッティングに辿り着くのに時間がかかりました。
歪みをかなり上げていってもノイズは少なかったです。
ノイズが多い ⇒ ノイズコンプレッサーで消す ⇒ サステインが無くなる
と、悪循環になるのでノイズが少ないのって結構大事な所です。
良く歪んでもノイズが多いとちょっと使いずらいです。
アントゥルーバイパスでスイッチングノイズが少ない様ですが、BOSS MS-3 のループに入れているのでスイッチングノイズについては未検証。
ちょっとオンオフした位ですが、スイッチングノイズはまったく気にならなかったです。
ReezaFRATzitz 2 を買う前「サンズアンプ GT2 + ジャズコーラス」で使っていましたが、サンズアンプはローがすごくイイ感じで出ます。
ローを上げても音がつぶれず、ベースの音と被らない音域でいい感じでズンズンします。
このローだけは ReezaFRATzitz 2 よりサンズアンプの方がいいと感じました。
総合的には ReezaFRATzitz 2 の方がいいです。
ReezaFRATzitz 2 + ジャズコーラス、すんごい良かったです。
マーシャル + Suhr Riotも定期的に使っていますが、ジャズコーラス + ReezaFRATzitz 2がメインでもいいんじゃないか、と思う位。
ジャズコーラスの難点としてはスピーカーが低いので音が下に行ってしまう事です。
ジャズコーラスを立てるなりスピーカーの位置を高くして対応した方がいいですね。
あと、ジャズコーラスのボリューム調整が反応良すぎて「少しだけボリューム調整」が難しい事。
ReezaFRATzitz 2 側の問題ではなくてジャズコーラス側の問題ですね。
単純に歪みエフェクターとして「ReezaFRATzitz 2」すばらしいです。
良くこんなエフェクター出したな、と思います。(新しい機材ではないですが)
周りに使っている人とかいたらちょっと借りてみるとビックリすると思います。
ReezaFRATzitz 2、すごいです。